- 2018-6-1
- 04.コミュニケーション, 14.学長の記事
みなさん、こんにちは
NLPコミュニケーションカレッジ@福岡の吉村です。
昔読んだ本(2冊)に、同じこと書かれてありました。
少し僕流にお伝えすると・・・
ある人(先生)が、ある和尚さんのところに、教えを請いに行った時の話です。
先生が和尚さんに会いにいくと、和尚さんは先生のためにお茶を準備してくれたそうです。
お湯を沸かす間は、お互いにずっと沈黙。
その間、先生は、「何から和尚さんに聞こうかな。こういう質問をしてもいいのかな。こう質問したら、こう返事がくるから、こう質問した方がいいかな」などを考えていました。
そして、ようやくお湯が沸き、和尚さんは、先生の湯飲みにお茶を注ぎこんでくれました。
それが、どんどん注ぎこんで、さらに注ぎこんで、湯のみからお茶が溢れていきました。それでも、和尚さんは注ぐのをやめません。
溢れたお茶は、畳まで流れていったところで、先生が「何をやっているんですか!」と声を出しました。
すると、和尚さんは「これは、あなたの頭の中と同じですよ」
「あたまの中がいっぱいで、溢れている状態であれば、私がどんな話を注いでも、入っては行きませんよ」
というお話でした。
「頭を空にする」ということですね。
すると、いろんなものが入ってくる。
頭がいっぱいであれば、人の話は入ってきません。重要なことを聞き漏らしたりします。また、悩みで頭がいっぱいであれば、解決策は頭にはいってきません。
すべて頭を空にしたときに、新しいものが入ってくるわけですね。
とても深く、いろんな意味がそこに隠されていると感じました。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!