- 2015-10-24
- 07.感情のコントロール, 14.学長の記事
みなさん、こんにちは
NLPコミュニケーションカレッジ@福岡の吉村です。
今回は、期待値を下げるということをお話したいと思います。
サービス業で、常にお客様のためにホスピタリティーの向上を目指している方が、ある程度の接客レベルの飲食店に行くと、店員の接客などが気になって、楽しめないかも知れません。
せっかくの料理がおいしいと思えなくなるかも知れません。
ほとんど、接客など重視しないラーメン屋ばかりに行っている人が、ある程度の接客レベルの飲食店に行くと、店員さんの対応に、好感をもたれるかもしれません。
料理がよりいっそうおいしく感じるかも知れません。
なぜ、そうなるかというと、自分の中に期待値というレベルを無意識に持っているからです。
この期待値が時には、日常の出来事を楽しくないものにさせたり、怒りを感じさせたりしてしまいます。
仕事での期待値を無意識で、そのままプライベートでもその期待値で過ごしたりします。
すると、本当は楽しいものなのに、楽しめなくなったり、本当はそこまで怒る必要がないのに、怒ってしまったりするのです。
期待値は誰でも持っています。
このようにお店とかだけではなく、人に対してとか、仕事に対してとか、自分の行動に対してとか、自分への評価にもすべて持っています。
その期待値を自分自身でコントロールすることで、より達成感や充実感を感じることが出来るようになります。
例えば、先ほどの常にホスピタリティーの向上を仕事の上で目指している方が、プライベートで楽しみたいときは、仕事での期待値ではなく、その期待値を下げて、飲食店などに行くと、不思議と楽しいものになったり、接客に対して、それほど気にならなくなったりします。
期待値を自分自身でコントロールすることで、自分自身の感情をコントロールすることができるようになります。
一度、自分の期待値がどこにあるかチェックしてみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!