相手の思い込みを変えてあげる質問力

【こんな時に役立つNLP#214】

「大きな変化を静かに促す」

夏の甲子園が始まりましたね。この炎天下のもと闘う球児達、そして彼らを応援するアルプススタンドの在校生、保護者。今年は猛暑対策で散水サービスも有る、と新聞で読んで知りました。

ところで応援といえば体育祭(笑)。体育祭と聞いてあなたは何を思い出しますか?

娘の高校の体育祭の種目のひとつに、ブロック対抗ダンスが有ります。ブロックをまとめる為に各学年からダンスリーダーが必要ですが、娘のクラスでは成り手なし。そこで去年ダンスリーダーをやった娘に、担任の先生がやってくれないかと言ってきたそうです。今年のチアリーダーの抽選で外れた悔しさと、去年ダンスリーダーで味わった苦労を考えると、娘はやるつもりはなかったのですが、先生にはっきりお断りする事も出来ずにいました。

私は娘の心の奥に有る、本当の気持ちはどうなのだろう?と思いました。
そこで、私は娘に質問をしました。

私「1.もし、ダンスリーダーをしたら、どうなると?」
娘「絶対、3年のリーダー長に振り回されるけん!」
私「今年の3年のリーダーさんも、そげな人達とね?」
娘「ううん、仲良しの先輩がおる。実はその人からも、やってくれん?って言われとる」
母「2.もし、やったらどうなると?」
娘「夏休みは部活もあるやん、部活行きにくくな、なるかも—(実はそんなに部活熱心ではない)」
私「3.ダンスリーダーは、みんな、部活が出来んくなると?」
娘「ん?絶対出来んわけじゃないけど—」
娘は、何か考えていた風でした。

結局、娘はダンスリーダーになりました。部活との両立等、自分の生活リズムを崩さない程度に活動したいという希望も伝えられたようでした。

NLPではこのように、質問によって相手の世界地図(思い込み等)を超えさせる事が出来る、メタモデルが有ります。(1・2・3の質問)

ここでは特に「なぜ」という問いかけは、しません。「なぜか」と聞かれると、多くの人は一般的に何らかの理由付けや言い訳をしてしまい、具体的な答えを導けないからです。
また、決して事情聴取や尋問とは違います。相手との信頼関係を大切にしながら行こなう事も肝心です。

メタモデルも含めた、効用性のあるNLPをNLPコミュニケーションカレッジ@福岡の、実践講座で学ぶ事が出来ます。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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ネットで学ぶNLP(全56動画)
http://www.nlpfukuoka.com/nlpmovie/

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