- 2018-6-5
- 02.NLP活用事例集, 04.コミュニケーション, 14.学長の記事
みなさん、こんにちは
NLPコミュニケーションカレッジ@福岡の吉村です。
皆さんは、コミュニケーションする時に、自分自身の「意識の矢印」を意識していますでしょうか?
影響力に限らず、コミュニケーションや気持ちや感情などの状態のコントロール(ステイトコントロール)にもこの「意識の矢印」が重要になります。
目の前の人とコミュニケーションする時に、誰に対してコミュニケーションするのでしょうか?
当たり前ですよね。目の前の人です。
でも、実際にコミュニケーションする時に、あなたの「意識の矢印(方向)」は、常に相手の方を向いていますでしょうか?
例えば、相手が怖い人や苦手な人だったり、上司だったりした時は、相手ではなく、自分の方に「意識の矢印」が向いていないでしょうか?
「怖いなぁ~」とか「嫌だなぁ~」とか考えているという事は、「意識の矢印」は、相手ではなく、自分、さらに言えば自分の頭の方の「意識の矢印」が向いていることになります。
すると、相手に伝わるものも伝わらなくなります。
なぜならば、あなたの「意識の矢印」は、相手に向いていないからです。
大勢の前で話をするときもそうですね。
本来であれば、「意識の矢印」は、目の前の大勢の人たちに向いているはずですが、「わぁ~、緊張してきたぁ~」「何を話すんだっけ?」「何も反応がない。伝わってないのかなぁ~」なんて考えていたら、「意識の矢印」は、自分に向いて、いくら内容が良くても伝わるものも伝わらなくなります。
伝わる力や影響力は、実際には見えないですが、この「意識の矢印」が大きな影響を与えています。
1人の相手に対してコミュニケーションするときは、「意識の矢印」を相手に、さらに言えば、相手を包み込むようにイメージして話す。(このイメージをすれば、意識は自動的に相手に向きます)
大勢の相手にコミュニケーションする時は、「意識の矢印」を大勢に、さらに言えば、大勢を大きく包み込むようにイメージして話す。
私は、数百名の講演会に登壇させてもらう時は、開始前に会場全体を歩きまわります。
実際に会場全体を歩き回ると、会場全体を包み込むイメージがしやすくなります。だから、そういった事を事前にやっているので、講演会が開始したらすぐに目の前の大勢の方たちに「意識の矢印」を向けることが出来ます。そうすると、全く緊張もしませんし、落ち着て話をすることも出来ますし、手前みそですが、好評を頂けます。
この「意識の矢印」を変える事は、非常に簡単な事ですが、大きな効果をもたらします。
また、それ以外の効果もたくさんもたらします。それは、実際に体験してみて気づいて下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
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