子どもがやっていた交渉術

影響力を高める ~交渉力編~
「希望の統合・第3の選択」

子どもが小5の時に、友達と電話しているのが聞こえてきました。
友達の声は、聞こえませんが、子どもの返事から推測するとこんな感じでした。

子ども:「今日、遊べる?」
友だち:「うん、いいよ」
子ども:「そう、じゃあ、●●に行きたいんだけど」
友だち:「えぇ~、いやだなぁ~、▲▲がしたい。●●は、遠いから嫌だ」
子ども:「そう、▲▲がしたいとぉ~、困ってなぁ~。どうしようかなぁ~」
子ども&友だち:「・・・」
子ども:「じゃあ、こうしよう。Aくんの家に行って、▲▲しよう。そして、そのあと、●●に行こう。Aくん家の近くだから」
友だち:「だったらいいよ」
子ども:「OK!交渉成立ね。じゃあ、あとでね」

とこんな感じの電話をしてました。

交渉成立って・・・。その言葉をどこで覚えたのかとビックリでしたが
それ以上に、うまく友達と希望と自分の希望を統合した方法を考えついたなぁ~と思いました。

うまくAくんという存在を登場させて、Aくんの家では、▲▲が出来る。そして、●●の近くまで連れていく。

Aくんが遊べるかどうかは、この時点では不確定でしたが、その後、Aくんに連絡をして、OKという了解も取り付けていました。

お互いの希望をぶつけるだけであれば、平行線ですし、どちらが我慢すれば、不満になりますし。

お互いの希望が叶う第3の選択(ここでは、Aくんの家にいく)を考える。

意外と、どちらかという選択に迫られた時(葛藤が起こった時)に、第3の選択が浮かばなくなったりします。

人のコミュニケーションいる時にも、自分と相手を客観視して、より高い視点で統合できるものを探していく。

NLPの中でもそういったスキルがあります。

こういった交渉術を身に付けていくと、人間関係だけではなく、自分自身がやりたい事をうまく実現させていく事にもつながっていきます。

 

=========================================

ネットで学ぶNLP(全56動画)
http://www.nlpfukuoka.com/nlpmovie/

関連記事

ページ上部へ戻る